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一眼レフや車、バイクを主にした雑記ブログです。ボディ:Canon EOS6D レンズ:EF70-200F2.8Lⅲ、EF24-105F4L 車:210系クラウンロイヤル バイク:スーパーカブ50

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一眼レフで手持ち花火に人物を入れて綺麗に撮影する方法!

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夏といえば花火の時期です。

花火大会などの、大玉の打ち上げ花火も綺麗ですが

家族や友達と気軽にできる手持ち花火も楽しいですよね。

 

しかし、手持ち花火の撮影は、被写体が動くので三脚は使えないが、周りは暗いため、意外と難しいのです。

今回はそんな手持ち花火の撮影方法を紹介したいと思います。

必要なもの

  1. 一眼レフ・ミラーレスカメラ
  2. クリップオンストロボ

この2点になります。クリップオンストロボの方はカメラとは離せて使える、ワイヤレス発光が可能ならば、なおいいです。

 

カメラの設定

クリップオンストロボを使用するので「M」モードがいいです。

まずは、シャッタースピードは1/30~1/60くらい。

周りが真っ暗な場所だと、もっと遅くしてもストロボの発光しか映らないので遅くしても大丈夫です。

F値は、2.8~5.6

ISO感度は400~800位

これを目安に設定しましょう。

撮影場所の明るさによって変わってくるのでカメラの設定はとりあえずざっくりで構いません。

まずは、この設定で花火をしてもらい、クリップオンストロボなしで撮ってみましょう。

人物は真っ暗で構わないので、花火の明るさはこれでいいかを撮って確認してみましょう。

花火が明るすぎず暗すぎずの設定で撮影できればカメラの設定はこれで決めます。」

クリップオンストロボの設定

クリップオンストロボの発光量は、1/64~1/32。暗い場所なのでそこまで明るくする必要もないので弱めで設定しましょう。

 

前にカメラの設定は済ませているんで、クリップオンストロボをカメラ本体や、スタンドに固定するなりして、撮影してみます。

設定の微調整

とりあえず撮ってみて、いい写真は撮れましたか?

撮れた写真を確認しましょう。

明るすぎますか?それとも暗いですか?

人物が暗いようでしたら、それはクリップオンストロボの光は届いていますか?

クリップオンストロボを被写体に近づけてみたり、発光量を少し上げてみましょう。

全体的に暗ければ、ISO感度を上げてみるのもいいかもしれません。

逆に明るい場合は、その写真はクリップオンストロボによって、照らされすぎた写真になっていませんか?

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このような感じに。

これは、完全にクリップオンストロボの光が強すぎですよね。

発光量を下げるなり、被写体から離すなどしてみましょう。

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RAW現像で多少レタッチは入れてますが、手持ち花火と人物をこのように撮ることができます。

クリップオンストロボなしで

クリップオンストロボを持っていない、使い方に慣れていない方はなしでも撮ることはできます。

周りは暗くても、被写体が動くため三脚を使うことはできないので

シャッタースピードは手振れ・被写体ブレの起きにくい限界まで下げて、F値は限界まで下げる。後は、ISO感度を上げるしかないです。

後は場所選びで光源があるとこでするなどすれば撮影しやすくなります。

ノイズはかなり載ってしまうかもしれませんがISO6400位まで上げれば撮るとはできると思います。

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クリップオンストロボなしで、上の設定での撮影です。

花火自体が光源にもなってくれるので多少は明るくなるのでなんとか撮れるとは思います。

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上の写真をレタッチしています。クリップオンストロボなしでの場合は、レタッチはするつもりでいたほうがいいです。

 

おまけ・手持ち花火で絵を書いてみる。

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このような、ハートだったり星だったり絵を書くことができます。

これは、打ち上げ花火を撮るのとよく似ています。

三脚とレリーズを用意して、カメラを三脚に固定します。

カメラの設定

カメラのモードは「BULB」モード。シャッターを押している間ずっと撮影してくれるモードです。

F値は8.0位にして、ISOは100~400位に合わせます。

ピントをマニュアルモードで合わせます。

撮影

シャッターを開いたら手持ち花火を使って、絵を書いてもらいます。その間はシャッターを開きっぱなしにいておき、書き終えたらシャッターを閉じれば手持ち花火で絵を書くことができます。

 

このような撮影も変わり種で面白いかと思います。