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一眼レフや車、バイクを主にした雑記ブログです。ボディ:Canon EOS6D レンズ:EF70-200F2.8Lⅲ、EF24-105F4L 車:210系クラウンロイヤル バイク:スーパーカブ50

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クリップオンストロボ1台で多灯ライティングの用に撮影する方法

クリップオンストロボを複数台使って多灯ライティングを行えば難しいですが、写真の表現の幅が広がります。

 

しかし、多灯ライティングを行うには新たにストロボを購入しなければならないし、本体を固定するライトスタンドも買わなければなりません。

しかし、撮りたい写真によっては、手間は掛かりますが、工夫次第で、クリップオンストロボ1台で多灯ライティング風な写真が撮れるかもしれないです!

 

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この写真の2枚は実際にクリップオンストロボ1台のみで撮影しています。

必要なもの・環境

必要なものは一眼レフとレンズ、3脚、リモートコントローラー、そしてクリップオンストロボ1台です。

 

必要な環境というのは、比較明合成のできるソフト、アプリになります。

 

パソコンでの有料のフォトショップでも構いませんし、スマートフォンで無料で使えるフォトショップMixでもできます。

スマートフォンでの、アプリですと一度に合成できる枚数が10枚までとなっています。

 

とにかく、比較明合成のできる環境を用意しましょう!

比較明合成のやり方は下の記事で、蛍の写真を比較明合成を、使って撮影する方法で書いてあるので参考にしてください。

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撮影方法

カメラのモードをMモード、ピント合わせもAFではなく、MFにします。

MFにするのは、後に、比較明合成するにあたって、微妙なピントのズレが写真を重ねた時に違和感がでるためです。

 

今回の車の写真で説明すると、まず、被写体の車ではなく背景の夜景が、綺麗に撮れる設定に、合わせます。

 

カメラの設定、ピント合わせが出来れば、カメラ本体にはできるだけ触れないようにしながら、ストロボの照らす場所を変えて、2枚~6枚ほど撮影します。

 

この時に、遠くに離れてても操作可能な無線リモコンがあれば、ストロボをセットした後カメラ本体まで戻りシャッターを切るという行動が無くなるので、楽に撮影できます。

 

撮影した写真を比較明合成

撮影してきた写真を、後で比較明合成します。

そして、使う写真、使わない写真を選別し、1枚の写真を作ります!

 

撮影している時の影やストロボの光源が入ってしまってたら、消しゴムツールなので消してあげましょう。

 
ストロボの光を足すだけで基本は普通の比較明合成としていることは同じになります。

 

応用

今回の被写体は車でしたが、動かない物撮り全般には使えると思います!

 

ポートレートなどでも人物に1枚、背景に1枚までの比較明合成なら十分使えると思います!