タイトルにレビューとか書いときながら、いきなりですが、今は持っていないレンズのレビューになります。
大三元レンズのひとつ、ナナニッパが欲しかったので手放してしまいました。
このレンズとナナニッパでは、焦点距離が被るのでどちらかの出番は確実に減ると思ったのでナナニッパが欲しいという物欲のため資金にさせてもらいました。
売却済みレンズですが、いいレンズだったのでレビューを書かせて貰おうと思います。
仕様
発売:1996年4月
絞り:8枚
最短撮影距離:0.9m
最大撮影倍率:0.19倍
フィルター径:72mm
外寸:φ82.5mm×112mm
質量:750g
レンズの仕様は上記の通りとなります。
発売が、1996年とかなり古いレンズとなります。20年以上も前。そんなレンズが今も現役で活躍しているのは凄いです。
レンズの重さは750gと単焦点レンズの中では、重い部類かもしれませんが、実際付けて撮影する分にはそこまで、重いとは感じませんでした。(人によって感じ方は様々です。)
外観
今は、持っていないレンズのため、これだけしか写真がないのですが
シンプルな感じのレンズです。
とりあえず、初めてのL単ということで赤帯レンズがカッコいい!って興奮していました。
撮影してきた写真
仕様とか外観とかよりこのレンズから出てくる写真が気になると思います。
数枚載せてみましたが、135mmの単焦点レンズのため、前ボケ、後ボケともにかなりいい感じだと思います。
ポートレート撮影なんかでもしっかり背景ボケしてくれます。
弱点は、逆光でのフレアやゴーストの出現が多く、全体的に解像度も下がる傾向にありました。
AFも最新レンズなんかと比べると遅めでピントが甘かったりも多々ありました。
逆光に弱ったりAFが遅かったりと古さも感じられますが、135mmという中望遠での単焦点のボケ味は魅力的なレンズです。
撮り方によって、このレンズのよさをもっと引き出していけると思います。
焦点距離も135mmとかなり狭いので、使いにくい場面も少なくはなかったです。
135mm1本というよりは、35mmや50mm単焦点レンズとセットで持ち歩くのにベストなレンズと言えそうです。