今の一眼レフ(Canon EOS6D)と一緒にバッテリーグリップと言われるものを購入しました。
個人的には、気に入っているのでほとんど、付けっぱなしにしていますが、全く必要ないという意見も多いアイテムになります。
今回は、バッテリーグリップを一眼レフへ取り付けるメリットとデメリットを紹介していきます。
バッテリーグリップとは
カメラ本体の下部へ取り付けるグリップです。
縦位置グリップなどとも呼ばれることもあり、名前の通り、縦構図での写真撮影がしやすくなります。
本体には、カメラのバッテリーを2個入れたり、最悪バッテリーがなければ、単三電池を使いカメラを駆動させることができます。
バッテリーグリップのメリット
バッテリーを追加&単三電池が使える
バッテリーグリップ本体に、一眼レフのバッテリーを2個入れることができるので、単純に撮影枚数が2倍になります。
そして、バッテリーが2個でも足りない時や、バッテリーを忘れてきた時。出番が来るのが単三電池です。単三電池6個使用と決してコスパがいいものではありませんが、出先のコンビニでも買えるので、いざという時に、救世主となってくれます。
一眼レフを長くやってる人は、1度は経験あるんじゃないでしょうか?現地に着いてバッテリーを忘れてきたことに気づくことが。僕は、1度どこではなく何回もあります。バッテリーがなければ一眼レフは使えないので、何をしに来たのかとなってしまいます。
追加バッテリーを使えることより単三電池で駆動できるってのが、個人的にはメリットとなります。
どちらも付属しているバッテリー用と単三電池用になります。
これを入れ替えることで単三電池で使用出来るようになります。
縦位置撮影がやりやすい
縦位置グリップとも言われてるので、その名の通り縦位置での撮影がやりやすいです。
縦位置にカメラを回した先に、カメラ本体同様にレリーズボタンやダイヤルなどが付いているので、通常の横位置と同じように撮影することができます。
ちなみに親指AFで撮影してる方もグリップ側にボタンがあるので、問題なくピント合わせすることができます。
グリップなして、縦写真を撮ろうと思えばカメラを90度傾けて、レリーズボタンは横に行ってしまいます。
縦位置グリップのレリーズボタンなどは、グリップ本体でON・OFFが出来るため、横位置撮影時に当たってしまい、誤作動がないようになっています。
縦位置撮影する時だけONにするようにすればいいです。
グリップ力の向上
手の大きさにもよりますが、持てる範囲が大きくなるため、縦位置に限らず、全体的にグリップ力が向上して、手ブレなどを減らすことができます。
大きいレンズとの相性がいい
重量級のレンズ。特に望遠レンズなどを装着した際、カメラ本体よりレンズの方が重くなり、重心が前よりになってしまいます。バッテリーグリップを付けることで、全体的に重くはなりますが、重量バランスが取れるようになり手持ち撮影がしやすくなります。
見た目がカッコイイ
これが1番かも。バッテリーグリップを装着することで単純にカメラ本体が大きくなるのでいかつくなりカッコよく見えます。(カッコよく見えたからって写真が上手くなるわけではありませんが。)
デメリット
重量増し。重い
バッテリーグリップ本体+バッテリー1個orバッテリー2個
この分の重量がそのまま、加わるため重量増しが感じられます。使用カメラ、レンズによって総重量も変わりますが、今までよりは重くなるため、手持ち撮影時の腕の疲れやすさに関係してきます。
三脚使用時の安定感が下がる
三脚使用時でも、縦写真を撮る時は便利だったりしますが、単純に重量増しになることで安定感が下がります。
そして、バッテリーグリップを三脚とカメラの間に噛ますことで重心も上がり微妙な振動もキャッチしやすくなります。
バッテリーグリップとカメラ本体の接続部分もそこまで強度なものでもないので、確実に安定性は下がると思います。
三脚撮影メインの時は、バッテリーグリップを付けないのが正解だと思います。
カメラバッグを選ぶ
小さめなカメラバッグを使用している方は、バッテリーグリップを装着することで、収納しきれなくなるかもしれません。
大きめなバッグでも、カメラ本体が大きくなるので、仕切りの位置を変えたりと工夫が必要になるかもしれません。
まとめ
バッテリーグリップは、必要な人と不必要な人で意見がかなり分かれるアイテムだと思います。
重量増しになったとしても、バッテリーの交換が面倒な人、急なバッテリー切れやバッテリー忘れで単三電池を使いたい方、縦構図での写真撮影が多い人、見た目をカッコよくしたい方にはおすすめできるものです。
単三電池が使えるのは、かなり魅力なので普段は使わなくてもカメラバッグに潜ませておくのもいいかもしれません。